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自転車で「浜通り周遊」 推進協発足、4地域結ぶルート策定へ(福島民友新聞社)

福島民友新聞社 (7月26日) 意見を交わす(左から)権丈氏、管野社長、吾妻局長© 福島民友新聞社

県や国、市町村、民間団体が7月26日、自転車愛好者を浜通りに呼び込み、地域の活性化を図るため「ふくしま浜通りサイクルルート推進協議会」を設立。

県や国、市町村、民間団体が26日、自転車愛好者を浜通りに呼び込み、地域の活性化を図るため「ふくしま浜通りサイクルルート推進協議会」を設立した。本年度内に浜通り全体を周遊する全長約300キロのルートを決め、国土交通省からのナショナルサイクルルート指定を目指す。

ルートはいわき、阿武隈高地、松川浦・南相馬、南双葉の4地域を結ぶことを想定。協議会は、海や山の豊かな自然、相馬野馬追の武士文化といった浜通りの魅力を発信し、インバウンド(訪日客)誘客をはじめ観光振興にもつなげたい考えだ。ルート決定後に名称やロゴを募り、案内板設置経費などを県の来年度当初予算案に盛り込む方向で調整する。

設立総会が26日、Jヴィレッジで開かれ、構成49団体から約100人が出席。会長に吾妻嘉博県観光交流局長、副会長に井出茂川内村商工会長、顧問に日本パラサイクリング連盟の権丈泰巳氏を選んだ。協議会には「ルート・走行環境検討」「受け入れ環境・情報発信検討」の2部会を置き、早ければ10月にも開く次回会合でルートを決める方針。 議事に続いてパネル討論が行われ、ナショナルサイクルルートを活用した地域づくりをテーマに権丈氏、ホテル飛天(相馬市)の管野貴拓社長、吾妻局長らが意見交換した。吾妻局長は「自転車は観光地域づくりの手段。(既存の)自然や道路を使うことで持続可能な取り組みができ、浜通り全体の地域づくりにつながる」と述べた。