野球情報

「地域超えた交流を」開会式で広沢理事長 ポニーリーグアジア大会(福島民友)

開会式であいさつする広沢理事長

楢葉町の「ポニーリーグ NARAHA STADIUM」(ならは球場)などで26日に開幕した硬式野球「ポニーリーグ」のアジア太平洋地区チャンピオンシップトーナメント。開会式ではプロ野球のヤクルトや巨人、阪神などで活躍した日本ポニーベースボール協会の広沢克実理事長があいさつし、同町の松本幸英町長、富岡町の山本育男町長が始球式を行った。ならは球場が施設命名権(ネーミングライツ)で「ポニーリーグ NARAHA STADIUM」となって初めてのポニーリーグの大会。広沢理事長は「それぞれ国や地域の代表としてプライドを持って戦いますが、終われば仲間です。言葉が違っても積極的にあいさつしてほしい」と選手同士の交流を呼びかけた。地元を代表して松本町長が「ここは東日本大震災の被害があった場所。復興までの歩みや防災、減災意識を感じてほしい」と選手たちに語りかけた。始球式では松本町長が投げ、山本町長が打席に立った。会場では楢葉町職員が、地元で栽培したサツマイモ「ベニハルカ」を使った干し芋を選手や来場者にプレゼントした。